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Dec 20, 2018

新国立劇場の今シーズン/初冬だより

 新国立劇場のオペラは,10月,大野和士氏が音楽監督になって最初のシーズンを迎えた。といっても,オペラの計画を決めるには長い時間がかかるから,前にも書いたけれど,4年間の任期の内容はすでに固まっていて,その次の4年間の仕込みがもう始まっているのだろうと思う。
 シーズン開幕は,新制作の『魔笛』。ウィリアム・ケントリッジ演出で,ブリュッセルのモネ劇場での上演をリニューアルして移植したもの。主にプロジェクター投影による舞台装置がほぼ白黒なのに対し,歌手は比較的伝統的なカラフルな衣装で,よくわからないところもあったが,音楽の邪魔はしないので楽しめる舞台だった。
 『魔笛』の後は,再演の『カルメン』『ファルスタッフ』が続いた。鵜野仁演出の『カルメン』は5回目,ジョナサン・ミラー演出の『ファルスタッフ』は4回目の上演で,指揮者・歌手はその都度変わるが,もはや手の内に入った安定した舞台だった。特に『ファルスタッフ』の光あふれる美しい舞台は貴重な財産である。
 来年は,1月下旬,『タンホイザー』で始まる。

 12月初め,神保町の錦華公園脇のビルの壁が,紅葉した大きな葉に覆われていた。ヤツデのような手のひら形で幅は10~14cmぐらいあるが,ヤツデは常緑だし,ヤツデより少ない3つぐらいの「指」に分かれている。ネットでみた紅葉の画像では,橄欖槭(カンランセキ)という中国種の樹の葉がいちばん似ているが,さてどうなのだろう。  (Click to enlarge→)
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 12月16日の東京の最低気温はかろうじてプラスの0.4度,最高気温は5.8度で,今シーズン最低になった。12月4日には最高気温が23.4度,翌5日にも20.2度を記録していたから,10日余りで20度の急下降である。
 で,冬の守護聖人,聖ヒートテックにお出ましいただいた。

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