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February 2019

Feb 28, 2019

紅茶の磯淵猛氏急逝に衝撃

 2月25日のこと,ちょっとした配りものを用意するために,藤沢にある紅茶の店「ディンブラ」の通販サイトに久しぶりにアクセスした。問題なく注文が済んだあと,トップページをあらためて見たら,そこにあったのはなんと


当社 代表取締役社長 礒淵猛儀 2月21日16時8分 急逝致しました。

という告知だった(訃報関係のみ「礒」淵と表記してある)。享年67歳。
 リンクされているブログには,夫人によるあいさつが27日付で掲載された。それによると,セミナーのために行った高松で階段から落ちて頭を打ったのだという。同ブログは,亡くなる前日の20日まで,磯淵氏によって更新されている。

 このブログでも10年以上前に書いた(→参照)が,磯淵猛氏が1979年に鎌倉で開店した「ディンブラ」へは,私は開店間もないころから行っていた。当時磯淵氏はほとんど一人で店に立っていて,客は申しわけないくらい少なく,いつも静かな時が流れていた。
 その後,店は藤沢に移転し,たぶんその前後から氏の紅茶研究家としての活動が本格的になった。店のあるビルの上の階に(株)ティー・イソブチカンパニーの事務所を構え,スリランカには年に何度も足を運び,全国でセミナーを開催し,多くの著書を出した。(詳しくは,上記サイト,右上の「磯淵猛についてはこちら」というリンク参照。)
 神保町に2年ぐらい前にできた紅茶店の店主も,磯淵氏にはいろいろ教えを受けたと言っていた。(私は今は紅茶を,ディンブラ・ブランドが置いてある新宿・小田急ハルクと,この神保町の店で買っている。)

 たまたま久しぶりのアクセスで長年知っている人の訃報を見た衝撃は大きかったが,通販サイトからは何ごともなかったかのように注文確認メールが届き,27日には発送完了メールが届いた。

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Feb 25, 2019

追悼 ドナルド・キーン氏

 2月24日,ドナルド・キーン氏死去,享年96歳。
 最初はもちろん,日本文学の研究者・紹介者としてドナルド・キーンという名前を知ったが,その関係の著作をちゃんと読んではいない。しかし,『音盤風刺花伝』『音楽の出会いとよろこび』を読んで,氏が無類のオペラ好きであることを知ってから,勝手に親しみを覚えるようになった。少年のころからメトロポリタン歌劇場に通っていたということで,上記のエッセイ集でも,人の声に対する強い関心と愛が印象的だった。
 2013年に開館したドナルド・キーン・センター柏崎にも行きたいと前から思っているが,まだ果たせないでいる。今年こそ,行かねば。(3月末まで冬季休館中)
 氏と顔を合わせた時のことは,前にこのブログにも書いた(→参照)。その後,5,6年前にMETライブビューイングの会場で見かけたのが,姿を見た最後になった。

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Feb 19, 2019

網絡不通三週間之始末(下)

(承前)
 ユーザーサポートの電話は,つながるのに時間がかかるし,状況を整理して伝えるのに気力を要するので,数日してから気を取り直して,こんどはブロードバンド・ルーターのメーカーに電話した。同じような説明をして,同じような回答だったので,家電量販店に走り,新しいルーターを買った。無線LANルーターはたくさんの製品があるが,有線ルーターは種類が少なく,前のものとほとんど同じものが2000円足らずだった。
 帰ってさっそく交換,元通りに接続して電源を入れたが,ランプの状態は変わらず,接続できない。

 また数日して,もう一度,ルーターのメーカーに電話した。またいろいろなやりとりの末,こんどはその先のスイッチングハブ(ルーターと同じメーカーのもの)がおかしいということになった。これを確かめるためには,パソコンをルーターに直結してみればいいという。
 それで,ノートパソコンをルーターにつなごうとしたが,このごろの薄めのノートパソコンなのでLAN端子がない。一瞬考えて,LANケーブルをUSB端子につなぐ変換ケーブルを買いに走った。踏み台に上がって,ルーターにつなぐと,接続成功。ノートパソコンはたまっていたメールをせっせと受信し始めた。
 みたび量販店に走り,こんどはLANのスイッチングハブを買った。すべてのケーブルをつなぎ,祈るように電源を入れると――今まで消えていたルーターのWAN側ランプがつき,おお,接続成功。3週間の孤立状態,および気が晴れない状態から回復した。

 振り返ればまことに単純な話で,外からの回線の入り口からランプの状態を順番に見ていけばわかる故障だったが,スイッチングハブという単純そうなものが故障するのかなという思いもあり,なかなか考えが及ばなかった。
 この間,週2,3回通っている仕事場でネットは使えたし,メールはやむを得ずスマホでやりとりした。これまで,スマホでの文字入力がどうも億劫で,家や仕事場ではLINEもパソコンで見ていたが,今回の件で,スマホ活用力が少し上がった(かもしれない)。

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網絡不通三週間之始末(上)

 1月下旬,自宅のインターネットが不通になった。これまでにも突然切れることはときどきあったが,パソコン(デスクトップ)を再起動すれば短時間で回復していたので,今回もあわてず騒がず,再起動したり,LANケーブルを抜き差ししたりしてみたが,回復しない。
 果報は寝て待とうとその日はあきらめて寝たが,翌日になっても,翌々日になってもつながらない。
 回線はプロバイダーの提供する光回線で,回線終端装置にブロードバンド・ルーター(有線)をつなぎ,そのLAN側にからスイッチングハブを介して各部屋に送っている。(さらにLAN端子のひとつに無線LANアクセスポイントをつないで,Wifi電波を出している。)で,踏み台に上がって久しぶりに電話関係の配電盤(というのかどうか)を開けて,いろいろな電源を入れ直してみたが,状態は変わらない。

 まずは,回線業者兼プロバイダーの会員サポートに電話した。すると,まず最近の接続状況を調べてくれて,「回線側に異常がないときに接続がときどき切れているのは,普通ではない」という。次いで,ブロードバンドルーターの信号ランプの状況を聞かれ,WAN側(終端装置側)のランプは点灯しているがLAN側は消えているというと,ブロードバンド・ルーターに問題が起きている可能性があるという。
          (この項,つづく)

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Feb 15, 2019

ゆでてから焼く/お銚子ととっくり/じゃがバタ塩辛

 あるとき買ったソーセージのパッケージに,「おいしい食べ方」として,「ゆでる」「焼く」のほかに「ゆでてから焼く」というのが書いてあった。フライパンに水を入れて温め,70度で4分ゆでたあと,お湯を捨ててフライパンを乾かし,そのまま油なしで転がしながら2分ほど焼く,というやり方である。
 さっそくやってみたところ,確かにうまい。皮のやわらかい白いソーセージの場合は特に美味だった。手間はけっこうかかるが,それは十分に報われた。

 「銚子」と「とっくり」はほぼ同義語だと思っていた。国語辞典も多くはそう書いている。
 しかし,あるチェーンの居酒屋では,燗酒の注文を受けた店員さんは,1合だと「お銚子ひとつ」,2合だと「とっくりひとつ」と言って厨房に伝えていた。チェーン全体かどうかはわからないが,独自の使い分けをしていることになる。

 この店のメニューに昨年登場して気に入っているのは,「じゃがバター塩辛のせ」である。ゆでたじゃがいもにバターを落とし,イカの塩辛をのせたもので,既存のものの組み合わせではあるが,ビールにも酒にも合うのがいい。塩辛を買ってきて,家でも同様のものを作ってみたりした。

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Feb 08, 2019

秋田へ日帰り――昨秋拾遺

 昨年11月初めの某平日,日帰りで秋田へ行った。今まで切れ切れにしか乗っていなかった秋田新幹線に通して乗るのと,秋田県立美術館で藤田嗣治の大壁画「秋田の行事」を見るのが目的である。
 秋田新幹線「こまち」の席は先頭の17号車。先頭車には長い鼻があるので席は8列しかなく,空間は狭い。盛岡で「やまびこ」から切り離され,左へカーブしてすぐ地表に降りて,ローカル線の景色になる。登るにつれて,紅葉と山の冠雪が楽しめた。田沢湖駅から下りになり,前に行った角館を過ぎ,秋田と逆の南へ向いて奥羽線と合流すると大曲(おおまがり)である。大曲からは進行方向が変わり,「単線並列」の線路を進んで,秋田着。
 秋田には50年前から何度か行っているが,今世紀になってからは初めてで,駅から西へ向かう道のあまりの変貌に驚いた。少し迷って着いた県立美術館では,常設展のみのチケットはなく,企画展のチケット\1500を買わなければならなかった。藤田嗣治のまったく日本的な題材による作品を見るのはほとんど初めてで,「秋田の行事」は主に祭りを扱っているせいか,外からの光を受けて意外な明るさに満ちていた。もちろん,周囲には館蔵の「普通のフジタ」の作品もあった。
 帰りに寄った駅ビルの中の土産物店で,目立っていたのは秋田犬で,「秋田犬のふん」というお菓子まであった。これもザギトワ効果。

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