« July 2019 | Main | September 2019 »

August 2019

Aug 30, 2019

手をむすんで,手をうって

 「結んで開いて」と入力しようとしたら,わがATOK君はまず「蒸すんで」という変換候補を示してきた。それで,手を「閉じる」という意味で「むすぶ」というのはかなり古風な言い方だということに,今さらながら気づいた。
 この歌詞は幼いときに覚えたが,自分では手を「むすぶ」という言い方はしない。私の感覚では,手については「とじる」というのもあまり使われず,いちばん普通なのは「にぎる」である。
 「口をむすぶ」の方が少しは使われるような気がするが,こちらは「とじる」の方が普通だろう。ときどき話題になる「おにぎり」と「おむすび」の違いも「むすぶ」「にぎる」の盛衰と関係があるかもしれない。

 「結んで開いて」には「手を打って」というフレーズが出てくるが,これも古い言い方で,普通には手を「たたく」だろう。この「手をうつ」は「平家物語」かなにかで酒を飲む場面に出てきたような気がする。今の「手をうつ」はもっぱら比喩的な意味で使う。
 「膝をうつ」は今でも使うが,これもたいていは比喩的な使い方であり,古い言い方が慣用句に残った例だと思う。「ころんで頭をうった」というのも使うが,こちらは自分の意志で「うつ」わけではない。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 7月29日にネタバレ部分を除いて書いたアレックス・オリエ演出の『トゥーランドット』の件,その「ネタ」部分の報告が畏サイト CLASSICA に出た。

| | Comments (1)

Aug 26, 2019

アメリカの州と州都――今日の雑知識

 あるとき,米国の州の州都はけっこう小さな都市,あるいは知らない町が多いことに気づいた。そのとき気になったのは
  イリノイ州の州都は Springfield  シカゴではない
  カリフォルニア州は Sacramento  ロサンゼルスではない
  ミシガン州は Lansing  デトロイトではない
  ネヴァダ州は Carson City  ラスヴェガスではない
  ニューヨーク州は Albany  ニューヨークではない
といったあたり。
 その後ネットを調べたら,Wiki にずばりこの件を扱った項目があるのを初め,一部では話題になっていた。それらを総合すると,州都が州内最大の都市でないのは,50州のうち33州にのぼるという。
 米国はその名の通り州の連合体(United States)であり,州の独立性が高いから,州都にはそれなりの役割があるのだと思うが,それは大都市でなくてもよいということなのだろう。

 アラスカとハワイが米国の正式な州になったのは 1959年で,州の数は50となった。このとき小学校の先生が,星条旗の星の数は州の数を表すと教えてくれたことがかすかな記憶にある。私の小学校はすぐ隣りが米軍基地で,星条旗はいつも目にしてした。
 ネット上の資料によれば,米国国旗のデザインが正式に50星に変わったのは,1960年の独立記念日のことだった。48星のときは8個×6行で整然と並んでいたが,50星では6個の行と5個の行が交互に9行(1行目と9行目が6個)並ぶ互い違い配列になった。

 アラスカは面積が最大の州である。アラスカの州昇格前は最大だったテキサス州の2倍以上ある。当時のテキサスでは「北部の連中から,アラスカを2つに分けてテキサスより大きい州を2つにしてやる,と脅された」というジョークが語られたという。
 面積の3位はカリフォルニア,4位がモンタナで,以上の4州は日本より大きい。
 人口はアラスカが最少かと思ったら,ワイオミング,バーモントに続いて下から3番目だった。当然,人口密度は最小である。
    (星条旗については →参照

| | Comments (0)

Aug 19, 2019

相鉄西谷駅

 真夏の某平日,相鉄・JR直通線(11月30日開通予定;→参照)の現況を見ようと,相模鉄道本線とJR直通新線の分岐駅・西谷(にしや)へ出かけた。
 小田急に乗り,居眠りしていて目を覚ましたら乗換駅の海老名だった。相鉄の駅に行くと,ちょうど特急が発車するところだった。特急は2014年から走っているようだが,乗ったのは初めて。大和に停車したのみで,14分で二俣川着,各駅停車に乗り換えて8分で西谷着。
 西谷は横浜市保土ケ谷区。昔,友人が西谷に住んでいて,「西谷ってどこ?」と聞かれると「新幹線で新横浜を出てすぐ飛び降りたとこ」と答えていたのを思い出す。東海道新幹線が「唯一の新幹線」だったころの話である。
 西谷は2面4線の分岐駅に改造された。中の2線が本線,外側2線が分岐して地下へ入るJR直通線だが,上りホームの分岐線側は柵がしてあってまだ使用されていない。ホームの端からは地下へのトンネル口が見える。まあしかしそれだけのことで,ほかに見るものもないなと思っていたら,「まもなく4番線に回送電車がまいります」というアナウンスがあって,柵がしてある側にのっそりと無人の電車が入ってきた。すぐ発車して,地下の新線へ入っていく。新線ですでに試運転が行われているというニュースは見ていたが,タイミングよく試運転電車に出会えたのだった。
 JR直通線が開通すると,西谷は特急停車駅になり,特急と各停がJRに直通する。西谷の次は羽沢横浜国大(新駅)に停まり,その先でJR貨物線に入り,次いで横須賀線・湘南新宿ラインに合流する。次の駅は武蔵小杉で,そのまま新宿まで行く(一部は埼京線経由で大宮および川越方面に向かう)。
Ap8080422
Ap8080428
Ap8080435

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 猛暑だが,電車の中や建物の中は冷房が強すぎることが多く,軽い上着は手放せない。かつては,冷房は別に好きではないにしても特に弱いということはなかったのだが。
 小学校のころ,というのは1960年代初めごろだが,街の中心の商店街で冷房のある店は7,8軒にに1軒ぐらいだった。夏の帰り道には,冷房のある店の前ではゆっくりゆっくり歩いたり,数歩戻ってまた前を通ったりした。

 

| | Comments (0)

Aug 12, 2019

残暑の候

 長い梅雨で,真夏の暑さを忘れていたが,やっぱり夏は暑い。来年夏も酷暑は避けられない。

 猛暑だったが,初めて聞く某アマチュア・オーケストラの演奏会に出かけた。
 その開演前のこと,注意事項を告げる女性ナレーターが,携帯電話の電源のことを言ったあと,補聴器のことを言おうとして「盗聴器を」と言ってしまい,さすがに自ら絶句。客席に笑いが起きた。沈黙が4,5秒あったあと,補聴器の件には触れずに次へ進んでいった。
  ――盗聴器が音漏れしたら役に立たない。

 『新体系 高校数学の教科書』上・下(講談社ブルーバックス)をようやく読み終えた。
 4年前に,同じくブルーバックスの「現代人のための高校理科」4部作を読んだ(→参照)ので,こんどは数学をと思ったのだが,数学の内容は予想以上にハードで,字面に目を通しただけという部分が6割ぐらいにも上った。
 今回は電子書籍で読んだのだが,途中で「お客様におすすめの本」として同じ著者による『中学数学の教科書』の宣伝が読書端末に届いた。
  ――素直にこれに従っておいた方がよかったのかもしれない。

 新語ではないが先ごろ覚えた言葉――「携行缶
  ――ATOK君がまず変換して出してきたのは「蛍光管」。

 

| | Comments (0)

Aug 07, 2019

神保町だより 2019年8月

 神保町1丁目北側,マクドナルドのあるブロックの北東の角に,7月1日,「ちゃんこ富風」が開店した。ここは前は <四川担々麺>簫記,その前はトッポギの店で,近年あまり店が長続きしない場所である。
 尾車部屋の力士だった富風が経営者する店で,赤坂に続く2店目だとのこと。
 昼食は,味が日替わりのちゃんこ定食がメインで,それに鶏唐揚げのついたもの,ご飯なしでうどんを入れたもの(ちゃんチャン麺)などがある。食べたのはちゃんチャン麺で,質量ともに立派。野菜が多く食べられるのがいい。
 今年はなかなか梅雨が明けなくて涼しかったからよかったが,さて真夏にはどうか。

 そのすぐ近く,魚百の向かいの「Grill-Griller-Grillest」(開店は2017年5月)が8月2日限りで閉店した。建物が建替えになるためで,移転先を探しているが見つかっていないという。

 4月に「伯耆」が閉店し,ずっと「テナント募集」の貼り紙が出ていたが,7月後半に改装が行われ,8月5日,韓国料理店「あんず」が開店した。
 「ほおき」とかながふってある伯耆の看板(正しくは「ほうき」)は,開店1週間前にはまだ「健在」で,しかも中の明かりがついていた。これはさすがに開店前に交換されたが,郵便受けの表示は開店日になっても「伯耆」のままだった。昔と違って,しょっちゅう郵便が届くというようなことは想定されていないのだろう。

 Adsc_0818 Adsc_0839_20190807212801 Adsc_0848

| | Comments (0)

« July 2019 | Main | September 2019 »