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October 2019

Oct 31, 2019

沖縄から帰った翌々日に

 今朝(31日)6時,寝ぼけまなこでテレビをつけたら飛び込んできたのは,炎上する首里城の映像だった。信じられない思いで呆然と見つめるほかなかった。なにしろ,そのわずか42時間前には,私は首里城にいたのだから。
 沖縄へ行くのは私は21年ぶり,2回目で,今回は1歳の孫とそのお付きの者5人の旅だった。
 29日は,11時過ぎに首里城の駐車場に車を置いた。私だけ城の中には入らないで,21年前には工事の真っ最中だった「ゆいレール」(沖縄都市モノレール)に乗りに行った。2003年に那覇空港―首里が開通したゆいレールは,今年10月1日に延長部分の首里―てだこ浦西が開通したところだった。時間がなくてほんの一部分しか乗れず,日本最南端の鉄道駅である赤峰駅,最西端の那覇空港駅にも行かれなかったが,まあ「また来いよ」ということなのだろう。
 今までの首里城は,復元・再建に30年を要したという。今度は図面があるのでもう少し早いと期待したいが,何年かかるだろうか。いずれにしても,見に行くのは無理だろう。

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Oct 23, 2019

消費税 Eight to Ten

 あわただしくしていてあまり気が回らないでいたが,10月1日から消費税の増税(8%→10%)が実施された。5%から8%になった前回(2014年4月)のような駆けこみ需要はあまり目立たなかったようだ。(前回については →参照1,→参照2
 本体価格1000円の場合,税込価格は1080円から1100円となる。20/1080,すなわち1.0185%の支払い増になるというのが,便乗値上げを伴わない「正しい転嫁」である。
 居酒屋Aでは,店員用の値上げ品目リストが冷蔵庫に貼ってあった。多くのメニューの中で20品目ほどを20円値上げしたという。居酒屋Bでは,「常任」メニューは値上げせずにがんばり,日替わり・季節メニューを20~30円上げるという方法をとった。

 今回の増税が今までと違うのは,食料品には軽減税率8%が適用されるという点である。軽減税率は外食には適用されないので,同じ商品が持ち帰るときと店内で食べるときとで税込価格が異なるという現象が生じるというのが,話題・問題になった。
 たとえばドトールでは,本体価格据え置きで,店内と持ち帰りとで同一にしたため,本体価格204円のブレンドSは,店内だと税10%で224円,持ち帰りだと税8%で220円となった。これが「原則通り」の方法だが,結果として,持ち帰りの価格は従来どおりで10円単位だが,店内では1円単位の価格が登場した。自社のプリペイドカード「ドトールバリューカード」がある程度普及しているという自信があるのかもしれないが,やはりレジでかかる時間は増えたのではないだろうか。(なお,ドトールの場合,店内では(指定しないと)陶器のカップ,持ち帰りは紙カップという違いがある。)
 これに対して,マクドナルドのように,店内での本体価格を下げて,支払額が店内と持ち帰りとで同じになるようにしたところもある。同一価格という点では確かにわかりやすいが,すべての商品について店内本体価格を下げたわけではなく,税込価格を10円値上げしたものもあるとのこと。
 医薬品は軽減税率の対象外だが,意外なことに,主に老人が薬をのみこむためのゼリーを大手ドラッグストアで買ったら,税8%だった。食料品という感じはしないが,これ自体はたしかに医薬品ではない。

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Oct 16, 2019

天変記2019――台風19号

 東日本大震災以来久しぶりに,自然災害の記録を残しておく。
 超大型の台風19号《ハギビス》による風雨のため,10月12日午後,関東地方のほとんどの鉄道が止まった。デパート,大手コンビニも多くは休業,わが家の近くのスーパーも午後は閉店になった。一度だけ経験したヨーロッパのクリスマスの日のような状態である。
 ラグビーワールドカップのプール戦はこの日の2試合と翌日の1試合が中止になった。
 新国立劇場では,今シーズンの開幕を飾る新制作のオペラ『エウゲニ・オネーギン』の公演(5回のうちの最後の回)が中止になり(私は6日に3回目の公演を見た),東京宝塚劇場では星組公演のマエラク(千秋楽の前日の公演)が中止になった。
 わが家ではつい1週間前に停電を経験しているので(→2つ前のエントリー参照),そのまま食べられる食料を2日分確保し,懐中電灯やラジオの動作を確認した。そのあと,やや高い位置にあった植木鉢を低い所へ避難させて準備は完了。風雨が強まってからの重要な任務は,雨水の排水口を落ち葉がふさいでいないかを確認することだった。

 今回の台風の進路や大きさを言うのに,「狩野川台風以来」という言葉が何度か登場した。狩野川台風は1958年,私の小学生のときで,怖かったということ以外なにも覚えていない。後から知ったところでは,この台風が上陸したのは,私の故郷の三浦半島付近だった。
 数年前,修善寺へ行く予定の前日に台風がやってきたことがあった。修善寺を流れている川は狩野川の支流なので,狩野川台風を思い出して前日には少し心配だった(結果としては問題なく行かれたが)。
 狩野川台風の翌年やってきたのが伊勢湾台風だった。関東地方には狩野川台風ほどの風雨はもたらさなかったが,来襲前後のことを作文に書いたせいもあって,古い家の「雨戸を閉めて心張り棒を交(か)う」風景が記憶に残った。

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Oct 11, 2019

旭化成本社は神保町――祝 ノーベル化学賞

 9日夜からずっとニュースに登場している旭化成本社は,神保町三井ビルにある。私の職場はかつてそこから60メートルほどの所にあり,しかも友人が同社の重要ポストにいたので,旭化成はご近所として親しみを感じる存在だった。
 神保町三井ビルは,神保町1丁目奇数番地のすずらん通り南側地域を「再開発」して建てられた3つのビルのうちのメインのビルである。このあたりはかつて小規模の書籍取次の店が建ち並んでいて,「神田村」と呼ばれていた。取り壊しが始まったのはちょうど20年前のことになる。
 三井ビルが建って再開発が完了したのは2003年3月で,同年12月,その1~9階に,会計検査院が「入居」した。霞ヶ関の中央合同庁舎7号館建設のあいだということで,結局4年間の仮住まいだった。その場所プラス14階のフロアに,2008年5月に日比谷から引っ越してきたのが,旭化成本社だった。
  神保町1丁目再開発の経緯については,以下を参照:
   本拠地 →神保町の昼食の章 →神保町昼食ニュース 目次

 台風15号による被害で不通になっていたJR久留里線の久留里~上総亀山間は,10月11日午後から運転を再開した。
 しかし,もっと強力な台風19号が近づいている。

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Oct 08, 2019

停電でオペラに遅刻

 10月の某平日昼過ぎ,突然ブレーカーが働いて家中停電になった。近所では特に騒いでいる様子もなく,うちだけらしい。今の家に住んで9年半になるが,初めての事態である。
 配電盤を見ると,メインのブレーカーが「切」になっていて,戻そうとしても戻らない。あわてて検針票を見て電力会社に電話すると,「はい,5時までにはおうかがいします」と明るい声で出のんびりした返答だった。当日,2時から二期会の『蝶々夫人』を見ることにしていたが間に合いそうもないので,カミさんだけ先に行かせた。
 コンロも電気(IHヒーター)だから使えない。冷蔵庫も止まっている。しかし,とりあえずいちばん困るのはトイレだった。それでも,昼間だから物が見える程度の明るさはあったし,真夏の陽気ではなかったからエアコンが止まってもまあなんとかなった。
 電力会社の人がやってきたのは電話をしてから1時間20分後。メーターボックスを見て配電に異常がないことを確認してから,配電盤の細かく区分されたブレーカーをひとつひとつチェックして,判明した原因は,エアコンのひとつの漏電だった。そのブレーカーだけオフにするとメインのブレーカーのスイッチを入れることができるようになり,電気が回復した。
 エアコンは,室内機と室外機がひとつの電源で動いているという。問題のエアコンはもっとも使用頻度が低いエアコンで,使わなくても特に支障はないが,そんなものがどうして漏電するのだろう。
 オペラは,第2幕に間に合った。

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 映画館でのライブ・ビューイングというと,メトロポリタン・オペラと宝塚歌劇千秋楽などが有名だが,このほど「ぴあ」から来た案内によると,なんと全日本吹奏楽コンクール中学校の部のライブビューイングが10月19日に全国27か所であるという。

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