« 天変記2019――台風19号 | Main | 沖縄から帰った翌々日に »

Oct 23, 2019

消費税 Eight to Ten

 あわただしくしていてあまり気が回らないでいたが,10月1日から消費税の増税(8%→10%)が実施された。5%から8%になった前回(2014年4月)のような駆けこみ需要はあまり目立たなかったようだ。(前回については →参照1,→参照2
 本体価格1000円の場合,税込価格は1080円から1100円となる。20/1080,すなわち1.0185%の支払い増になるというのが,便乗値上げを伴わない「正しい転嫁」である。
 居酒屋Aでは,店員用の値上げ品目リストが冷蔵庫に貼ってあった。多くのメニューの中で20品目ほどを20円値上げしたという。居酒屋Bでは,「常任」メニューは値上げせずにがんばり,日替わり・季節メニューを20~30円上げるという方法をとった。

 今回の増税が今までと違うのは,食料品には軽減税率8%が適用されるという点である。軽減税率は外食には適用されないので,同じ商品が持ち帰るときと店内で食べるときとで税込価格が異なるという現象が生じるというのが,話題・問題になった。
 たとえばドトールでは,本体価格据え置きで,店内と持ち帰りとで同一にしたため,本体価格204円のブレンドSは,店内だと税10%で224円,持ち帰りだと税8%で220円となった。これが「原則通り」の方法だが,結果として,持ち帰りの価格は従来どおりで10円単位だが,店内では1円単位の価格が登場した。自社のプリペイドカード「ドトールバリューカード」がある程度普及しているという自信があるのかもしれないが,やはりレジでかかる時間は増えたのではないだろうか。(なお,ドトールの場合,店内では(指定しないと)陶器のカップ,持ち帰りは紙カップという違いがある。)
 これに対して,マクドナルドのように,店内での本体価格を下げて,支払額が店内と持ち帰りとで同じになるようにしたところもある。同一価格という点では確かにわかりやすいが,すべての商品について店内本体価格を下げたわけではなく,税込価格を10円値上げしたものもあるとのこと。
 医薬品は軽減税率の対象外だが,意外なことに,主に老人が薬をのみこむためのゼリーを大手ドラッグストアで買ったら,税8%だった。食料品という感じはしないが,これ自体はたしかに医薬品ではない。

|

« 天変記2019――台風19号 | Main | 沖縄から帰った翌々日に »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 天変記2019――台風19号 | Main | 沖縄から帰った翌々日に »