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Jan 30, 2020

人生劇場閉幕――神保町だより 2020年1月

 神保町1丁目北側の老舗パチンコ店「人生劇場」が年末から閉まっている。「機械整備のためしばらくの間休業」という貼り紙が出ているが,なにかをしている様子はなく,通常の新台入れ替えなら一夜にして実施されるだろうからどう見ても不自然で,どうやら閉店らしい。
 昔,パチンコ屋の景品といえばほとんどタバコしかなかったころから,この店には文庫本などがあり,さすがに本の街神保町と言われていた。私はパチンコをしたことは今までの生涯で10回あるかないかだが,その半分ぐらいは人生劇場で,いずれも飲んだ後だった。

 これと対照的に短命だったのが,その少し東寄り,錦華通りに入ってまもなくの左側のちゃんこ「富風」である。昨年7月の開店で,カウンターで1人前のちゃんこ鍋が食べられる店だったが,「人員不足に伴い」ということで昨年末で閉店した。
 私は,たまたま開店の日に通りかかって入って以来(→参照),4回行った。通常2か月は同じ店に行かない私としては6か月に4回というのは最高頻度である。寒さが厳しくなって,また行きたいと思っていたところだった。

 錦華通りのもう少し北の右側,元「ねいろ屋」というラーメン屋だった場所に,「人と羊」というひつじラーメンの店が11月に開店した。当然「ひととひつじ」と読むのかと思ったら,立て看板に「ひととよう」という読みが(ローマ字で)書いてある。一青窈という名の存在があっての店名なのかなと想像した。
 看板の「ひつじそば」は 1350円と強気の価格で,実はまだ食べていない。

 そのすぐそばのお茶の水小学校の旧校舎が解体され,冬の青空を背景に明治大学がそびえ立っている。錦華小学校の時代からの校舎だった。
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