食べ物・飲み物

Jun 07, 2017

珈琲店と喫茶店/交流中

 このごろ,「星乃珈琲店」という看板が,繁華街の家賃の高そうな場所に増殖している。しかも,外の椅子で待っている人が絶えない。ウェブサイトによると店舗は全国で190ほどあり,ドトール・日レスホールディングスのグループ会社だという。飲み物のほかスフレとかサンドイッチ類等の多彩なメニューで,客単価を上げる努力をしている。
 価格は店舗によって違うらしいが,最高ランクと思われる大繁華街の某店ではブレンドコーヒーが600円。カフェの値段に慣れてしまった感覚からすると高いが,40年前に200円ぐらいの昼食を食べたあと喫茶店で150円のコーヒーを毎日飲んでいたころに比べると,相対的に特に高いわけではない。
 コーヒーが1000円近くする高級店「椿屋珈琲店」のチェーンも堅調のようだ。椿屋の店舗のいくつかは,かつての「談話室滝沢」を引き継いだものだ。
 そのほか,入ったことはないが,名古屋発祥の「コメダ珈琲店」のチェーンも東京に店を増やしている。
 かつての喫茶店文化はすっかり衰えてしまったが,いろいろな形で,ある程度は生き残っている。神保町周辺でも,老舗の「ラドリオ」「ミロンガ」「さぼうる」などのほかに,町を歩いていると,狭い道に小さな喫茶店の看板がひょこっと出ているのに出会う。

 プロ野球は5月末から交流戦の季節になった。各チームとも相手リーグの6球団と各3連戦,計18試合で,今は3カードめがパリーグ本拠地で開催されている。今日は,BSでは交流戦3試合の中継があった。
 交流戦はいつもパリーグが強い。去年はセリークで勝ち越したのは広島だけだった。今年はセリーグもこれまでよりはまあがんばっていて,順位でいうと上位半分はセパ3チームずつである(7日終了時現在)。ただし,ヤクルト・巨人が共に0勝(ヤクルトは1分あり)で,総計ではパリーグが54勝40敗2分と大きく勝ち越している。

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May 28, 2017

春キャベツ/駿河台下交差点

 ホタルイカのシーズンは普通は5月の連休の後まもなく終わるが,スーパーでも居酒屋でも,今年はまだ出回っている。富山湾産以外は少し遅くまであるのかも。

 春キャベツと春タマネギは,どうやってもおいしいが,これもそろそろシーズンの末期を迎えている。
 春キャベツは,さっとゆでて肉類の付け合わせにするのが私の基本的な使い方だが,今シーズンは,CookDo の「きょうの大皿」シリーズのひとつを使って,「とろ卵豚キャベツ 海鮮うま塩炒め」を何度か作った。先述の「まるよし」のキャベ玉炒めにちょっと似た仕上がりになる。
 先日,新宿区内の某居酒屋で,「三浦の春キャベツと豚肉炒め」というのがあって,三浦半島出身者としては迷わず注文した。後で調べたら,ネット上の『デジタル大辞泉プラス』にも「三浦キャベツ」という項目があった。

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 いろいろな顔を持つ神田神保町だが,他の街と同じチェーン店も増えてきた。洋服店は「スーツ・セレクト」などが少し前からあったが,「書泉ブックマート」のビルに「ABCマート」が入ったのに続き,2017年になってから「ドンキホーテ」ができた。「ABCマート」と向かい合っているので,駿河台下の交差点の風景はかなり変わった。
 昔からある町の靴屋さんに行ったとき,「ABCマートができたんですね」と言ったら,「まあ,うちの品物とは競合しないと思うんですがね」と落ち着いていた。

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Apr 30, 2017

消えた赤羽「まるよし」

 先週,赤羽の名居酒屋「まるます家」に行ってみたが,店の前には10人近い行列ができていた。これはまあ想定内だったので,すぐにUターンして駅のすぐ近くの「まるよし」を目指した。ところが,店から数十メートルのところまで行っても,あの黄色い看板が見えない。向かい側まで行ったら,店は跡形もなく,なんと更地になっていた。縄が張ってあるだけで,あいさつ等の掲示はまったくない。
 「まるよし」は,この何年かはいちばんよく行くFの次に訪問回数の多い居酒屋で,私の「ある日記」(→参照)によると2015年,2016年は各9回行ったが,今年は2月に1回行っただけだった。コの字型のカウンターと小上がりがある古典的な店で,つまみは200円台が中心。焼き鳥・焼きとんが看板だが,一番人気は「キャベ玉炒め」だ。

 行ったら居酒屋が消えていたというのは実は2回目である。「前回」は,埼玉県の東武東上線某駅のすぐ近くの店で,これも行ったらきれいに消えていて,なんのあいさつも出ていなかった。しかしこの店は近くにいくつか店がある地元のチェーン店で,駅に近いいい場所だし,簡単につぶしてしまうとは思えなかった。予想は当たって,1年半ぐらいたって元の場所に,ほぼ同じ構造の建物が再建された。
 「まるよし」は,確かにいつ建て直しになっても不思議はないかなり古い建物だったから,建物と共にひとつの時代が終わったということなのだろう。復活はあるのか,チェーンでなくまったく単独の店だから心配だ。

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Jan 03, 2017

頌春 2016-2017

  ~~~~ あけましておめでとうございます ~~~~

 今年3月で開設からまる13年を迎えるこのブログを,今年もよろしくお願い申しあげます。

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 元日・2日は,雑煮となますを自作し,あとは既製のおせち料理で新年を祝った。雑煮は,袋入りのだしと昆布と干し椎茸を前夜から水につけてとっただし汁による醤油味,具は鶏肉,小松菜,紅白のかまぼこ(なるとを買い忘れたので)に三つ葉と柚子で香りづけ,餅は焼いた切り餅というまあ東京風ということになるだろう。袋入りのだしというのは,ふだん味噌汁に愛用し,雑煮には2年前から使っているもので(→参照),今年は干し椎茸を加えて,われながらうまくできた。
 なますは,紅白にするつもりだったが,大晦日には買っておいたはずのニンジンが見当たらず,やむを得ず白けなますになってしまった。元日の夜になって,いろいろ詰め込んで混乱している冷蔵庫の中をよく見たらニンジンを発見し,あらためて紅白なますを作った。
 年末は,30日から1日まで,わが家としては最大規模の超特大大掃除をした。掃除は1日夜に長男と長女のカップルを迎える直前まで続き,家の一定部分は画期的にきれいになったが,客に見えない部分はごみ袋の山になった。新年のごみ収集は4日からだが,引っ越しのごみのように大量なので,全部出すのは来週までかかるだろう。

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Mar 17, 2016

早春賦2016

3月11日,東日本大震災から5年の日を迎えた。同一の日付の曜日は平年は1年に1日ずつずれていくが,この5年の間に閏年の2月29日が2回あったので,今年の3月11日はあのときと同じ金曜日だった。
 通りかかった某大学では,2013年のとき(→参照)と同様の弔旗が掲げられていた。

今年は,ホタルイカを初めて食べたのは2月になってからで,例年よりだいぶ遅かった。しかも,特に最初のうちは,小さなものが多かった。小さいものは身がしまって味がよいことも多く,悪いことではない。

5日,ニコラウス・アーノンクール死去。少し前に引退の発表があり,実演を聞かずに終わったなと思ったところだった。バッハのカンタータなどDVDはいくつか持っている。そこで見る目つきの鋭さは恐ろしいほどで,もしや不死身なのではと思わせたが,彼もやはり人間だった。

15日に高崎線の籠原駅で電気設備の火災があり,岡部―熊谷間がまる2日半という異例の長時間,不通になった。都心部なら他線に振り替えができるが,ここでは新幹線の本庄早稲田は在来線からは遠い。また湘南新宿ラインや上野東京ラインも止まった。
 車両の故障は,その列車をどければとりあえず運転を再開できるが,電気系統の障害は影響が全線に及ぶ。

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Dec 29, 2015

年の瀬だより

 3年前ぐらいの年末に姿を消したが,会社の近くの路上に,いつも大量の荷物を引きずっているホームレスのおばさんがいた。それも小さい荷物ではなく,トランクや買い物カートなどで,ざっと40個あった。
 どこにいても追い立てられるからだろうが,しょっちゅう移動していた。歩道に荷物を十数メートルにわたって並べておいて,先頭の5,6個を10メートルぐらいゆっくりと前進させ,戻ってまた次の5,6個を運ぶという調子で,移動の速度はたぶん時速150メートルぐらい。

 12月も20日過ぎの某日,池袋の居酒屋Fに,白髪・白ひげのおじさんが来ていた。常連客ではない。濃い白色というのは変な表現だが,輝くように真っ白で美しく,ひげは頬からあごまでつながって毛の量もたっぷりで,見事というほかはない。
 時節柄,どうしてもサンタ・クロースを連想して,店員のRさんと「そのままでサンタ・クロースができそう」「(クリスマス直前の)今頃こんな所で飲んでいていいのかなあ」などと噂した。

 先日,友人宅で恒例の年末パーティーがあり,例年通り(→参照)ゆで豚を作って持参した。以前,切るときにぽろぽろになったりしたのは,ゆでる時間が長すぎるからだということに気づいて,2年前ぐらいからゆでるのは40分にしている。あとは湯から引き上げて余熱に任せておくと,真ん中の方にわずかに赤みが残って,いい具合になる。

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Dec 15, 2015

早朝の紅茶――unroyal tea with milk

 イギリスについて書いた本を,かつて何冊か読んだが,その中にイギリスでは昔は一日に何度も紅茶を飲んだという話がよく出てきた。目覚ましの early morning tea,朝食時,午前中のティータイム,午後のティータイム,夕方の high tea(これは軽い食事)といった具合である。オフィスでも tea lady がワゴンを押してお茶を配ったという。このうち,early morning tea は朝早くベッドに届けられるもので,上流階級ではメイドの重要な仕事であり,ホテルでも提供されていた(→参照)が,習慣としては早い時期に廃れた。

 この秋から朝は5時半までに起きるようにしている。起きてすぐ,うちにはメイドはいないので自分で,ロイヤル・ミルクティーを淹れている。昔から朝食時には紅茶を飲んでいるので,朝食までは英国風である。
 ロイヤル・ミルクティー(英語では何というのか不明)は,普通は小鍋(ミルクパン)で作るようだが,私はステンレスの小さなポットで作る。ポットでお湯を50mlほど沸かし,茶葉をスプーン1.7杯ぐらい入れて煮出し,電子レンジで温めた牛乳150mlを加えて暖める,という簡単な手順だが,一瞬のうちに吹きこぼれることがあるので,暖めている間は目が離せない。
 以前はバター・ウォーマーと称していた長い柄の小さい鍋を使っていたが,柄がとれてしまい,その後手に入らない。通販で探すか。

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Dec 05, 2015

季節のたより――無職の日々

 昨年11月に会社を退任・退職し(→参照),翌12月から本社ビル内の別フロアにある子会社に勤務していたが,1年間という予定通り11月末で任期を終えた。これで,42年半以上に及んだ勤め人生活が終わりを告げたことになる。
 かくして「無職」になったわけだが,子会社で担当していた大仕事が終わらないため,12月になっても会社に通っている。子会社の今までの机を借りて,今までの仕事の続きを個人の下請けとして引き受けているかっこうだ。それも今年いっぱいで目処をつけないといけない。

 ヱビスビールの季節限定品は,春の「薫り華やぐヱビス」,秋の「クリスタル・アンバー」に代わって,11月上旬ぐらいから「深み味わうヱビス」になった。今までになかった茶色の缶である。
 池袋の居酒屋Fでは,毎年10月10日ごろから鍋(一人用)を出しているが,ようやく先週から鍋にふさわしい気候になってきた。ラインナップは例年通り,寄せ鍋,かき鍋,はまぐり鍋,たらちり,つみれ鍋。これにときどき白子鍋などが加わる。今週は,季節内の季節限定品として,たぶん初めてチゲ鍋(要するに唐辛子味のやや小さめの寄せ鍋)が登場した。

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Nov 29, 2015

温度感覚の東西

 郷里・横須賀には米軍基地があったので,町中をアメリカ人が歩いているのは普通の風景だった。子供のころは,米国の景気が良く,ドルも高かったので,アメリカ人は金持ちという感じがしていたが,私の学生時代のころには日本が高度成長を遂げ,ずいぶん様子が変わってきて,もっぱら米兵相手だったドブ板通りも急速に「普通の街」になった。そして,ふと気がつくと,若い米兵はみな自分と同世代の若者なのだった。
 70年代ぐらいから,飲み物の自動販売機がしゃべるようになった。最初のうちは商品が出るときに「ありがとうございました」と言うという程度のものだったが,当時の米兵には非常におもしろいものだったらしく,仲間で飲み物を買うと,自販機の言葉に対して「アリガトゴザイマス」と言ってふざけて頭を下げたりしていた。

 当時気づいたことのひとつに,アメリカ人には寒いときでも半袖で歩く人がいるということがあった。冬はさすがに多数派ということはなかったが,真冬でもちらほら見かけることがあった。
 アメリカ人は寒くても半袖というのは,その後あちこちで見て,けっこう普通のことだとわかった。感覚が鈍いのかと思っていたのだが,もっと後で知ったところでは,そもそもアメリカ人(西洋人一般?)は平熱がかなり高く,寒さに強いらしい。血液の比重が日本人より大きくて,熱を多く蓄えているから,という説明があったと思う。
 これと逆のような感じもあるが,鹿島茂センセイが「西洋料理はぬるい。スープも熱々ということはまずない」という指摘をしていた。確かに,和食の店だと味噌汁だけは常に暖まっていて,冷めにくい木のお椀で出てくるのに対し,スープは表面積の大きい皿で出てきてどんどん冷める。
 究極の冷めない料理はなんといっても鍋。東京にも先週,ようやく鍋にふさわしい寒さが訪れた。

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Nov 08, 2015

くちゃくちゃ vs ほくほく

 食べ物はほぼなんでも食べられるが,あまり好まない食べ物もある。それはふかしたサツマイモ,煮たカボチャを代表とする甘くてくちゃくちゃしたもの(世間ではほくほくというようだが)である。サツマイモはどういう形でも食べる気にならないが,カボチャは,天ぷらなど比較的固いものは,盛り合わせに入っていたりしたときは食べることもある。栗はくちゃくちゃはしていないが,臼歯に詰まるような感じは同様で,できれば避けたい。
 里芋はかつては敬遠していたが,今は時には注文したりする。やはり固めの方がよい。ジャガイモはどういう料理でも好きだが,肉じゃがはあまり甘すぎなくて柔らかすぎないほうが好みである。
 あと,系列は違うが同じくくちゃくちゃのゆで卵(まるごと)もあまり食べない。煮卵はラーメンの全部入りなどに入っていれば食べるが,自分で注文することはない。
 今秋の『暮しの手帖』は,「いも・くり・かぼちゃ」という強烈な特集だった。

 居酒屋によくあるメニューで,私が注文する気がしないのは,しょっちゅう自分で朝食に作って(または切って)食べている目玉焼き,ハムエッグ,(単に焼いた)ソーセージ,そしてトマト。

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