クルマ

Dec 29, 2007

DVD『ナクソス』『ドン・カルロス』『3つのオレンジ』

 最近買ったオペラのDVDから――
 まず,ベーム,グルベローヴァ,ウィーン・フィルの『ナクソス島のアリアドネ』。サンユスト演出・装置の舞台(プレミエは76年)を基にしているが,舞台ではなくセットで撮影した「映画仕立て」で,1978年の収録だから,80年の日本公演より前である。グルベローヴァは収録時32歳,テノール歌手/バッカスのルネ・コロも40代初めで,姿も声も若々しい。先に書いた『フィガロ』と共に,ウィーン国立歌劇場日本公演の思い出につながる。
 字幕は中国語があるのに日本語はない。

 次はパッパーノ指揮パリ・シャトレ座のフランス語5幕版の『ドン・カルロス』(小学館の「魅惑のオペラ」シリーズの13)。5幕版はナマで見たことがなく,昔LPを持っていたような気がするが,映像を見たのは初めて。96年収録。
 第1幕がフォンテンブローの森で出会う場面で,広い森の中でどうしてこう都合良く出会って,そこへ都合良く王との結婚に「変更」の知らせが来るのだろうと思わないでもないが,ドラマ全体は首尾一貫する。
 タイトルロールはアラーニャでこれはもちろん若いが,エリザベート役はたいして年は違わないのに老け顔で損をしている。

 もうひとつはケント・ナガノ指揮リヨン歌劇場の『3つのオレンジへの恋』。1月末にマリインスキーオペラが上演するので,予習用に買った。プロコフィエフの乾いたユーモアが,こうした寓話劇にはもっとも効果をあげる。

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Dec 24, 2007

中央環状線初乗り

 首都高速中央環状線の熊野町ジャンクション・西新宿ジャンクション間が22日午後開通したので,翌日通行してみた。
 5号線板橋本町から入った。板橋ジャンクションで王子方面からの中央環状線が合流し,あわただしく1kmで熊野町ジャンクションとなり,西新宿への新しい道が右に分岐する。ここは高松出口(21日廃止)への道だったところである。
 透明の壁に囲まれた道を下り,要町交差点手前で地下にもぐり,山手トンネルとなる。ずっと前に聞いたところでは,当初の計画では地下にもぐるのはもっと南の方だったが,要町交差点を南に少し行ったところにあった○進社ビルに本拠を構えていた○核派が周囲の住民を「組織」した結果,地下化が実現したのだという。
 トンネルに入ったら,カーナビが未知の道に困ってしまってぴたりと止まった。「内装」のコンクリートはやや緑色がかっている。途中の西池袋入口は右からの合流,西池袋出口,中野長者橋出口も右への分岐である。

 交通量は少なく,快適だったが,中野長者橋手前でさっそく事故があったため,車線が片方ふさがって少し渋滞していた。
 初台の手前で地上に出てそのまま高架となり,オペラシティを右に見ながら(実際にはほとんど見えないが)カーブして4号線と平行し,やがて合流する。まことにあっけない初乗りだった。

 帰りは一般道を走った。工事のために車線がくねくね曲がり,それがしょっちゅう変更になって走りにくかった山手通りは,少しすっきりしたが,本格的な後始末を終えるまでにはまだしばらくかかりそうだ。

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Dec 08, 2007

ETCカードとカーナビ

 まったくの遅ればせながら,この夏にETCカード車載器とカーナビを車に取り付けた。
 そもそも年に3000キロ足らずしか走らないから,ETCカードによる割引ですぐに「元を取る」のは難しいが,料金所で何もしなくてよいのはまことに快適である。ただ,車を止めてキーを抜くといちいち「カードが残っています」と男性の声で警告されるので,「それはわかっています」と答えたくなる。

 カーナビの方は,女性の声だ。ちょっと逆らって案内と違う道に進むと,必死になって新しいルートを探す姿はなかなかけなげである。時に少し変なルートを案内されることもあるが,概して鉄道の乗り換え案内ソフトより「現実的」な解を示してくれる。
 検索できる施設名にはいろいろムラがあるようで,横浜の「神奈川県民ホール」が検索できず,なぜか「県民ホールチケットセンター」というのがあった。まあこれでも到着できたが。
 普通に右や左に曲がるときはいいのだが,「斜め右」へ行けという場合,実際の交差点で右折扱いなのか,直進の扱いなのかがわからなくて迷うことがある。高速道路では「次の分岐を右へ」などと言われるが,実際には右へ分岐する道はなくて「直進」であることが多い。このへんの表現は一工夫してほしいところだ。

 首都高速中央環状線の熊野町(5号線)から初台(4号線)までが12月22日に開通する。大江戸線の建設工事以来十数年にわたって続いてきた山手通り地下の工事が,やっと一段落することになる。

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