週末記 1/2 『イェヌーファ』からゲネプロへ
怒濤の週末だった。
まず3月5日(土)午前中は,昨夏から参加しているオーケストラの練習。
これが昼に終わって,午後は新国立劇場でヤナーチェックの『イェヌーファ』。今シーズンの新制作のひとつで,ベルリン・ドイツオペラとの提携によるもの。真っ白の簡素な明るい舞台で,田舎の閉塞社会の陰惨なドラマが展開される。音楽は透明かつ雄弁で美しい。歌はきわめて高水準。
ヤナーチェックのオペラを見るのは6回目,うち『イェヌーファ』は最多の3回目だった。最初は1999年のプラハ国民歌劇場の来日公演で,実の兄弟のペテル&ミロスラフ・ドヴォルスキーが異父兄弟の役を歌うのが話題だった。
オペラが終わって拍手もそこそこに劇場を出て,湘南新宿ラインに飛び乗り,横浜の某市民吹奏楽団の練習に遅刻して駆けつけた。オーボエの助っ人として出演する演奏会のゲネプロである。
そこのコンサートマスターをつとめる知人の依頼で出演することになったもので,クラリネットが少ないことを除いてはバランスもよく,立派なサウンドのバンドだった。市民楽団だが高校生・大学生もいてメンバーは若く,その中でその知人は飛び抜けて長老で「○○パパ」(○○は名字)と呼ばれていた。私はそれよりさらに年上だから,たぶん大部分のメンバーのお父さんより上なのだろう。
(続く)


Comments