南へ西へ,お得きっぷで
京浜急行の「みさきまぐろきっぷ」,京王電鉄の「高尾山きっぷ」は,共に行き止まりの終点まで行く往復乗車券とその先の交通機関の運賃がセットされたお徳用切符である。2月の平日に,この2つの切符を相次いで使った。
まずは,京急の「みさきまぐろきっぷ」。食事券と,施設利用またはお土産の券もセットになっていて,値段は,電車とバスで三崎港まで往復する運賃プラス600円ほど(品川からの場合)なので,3枚目の券をお土産に引き替えれば元がとれて,食事の分はまるまる得,という計算になる。
食事券の使える店は30店ほどあって,三崎港の付近に多いが,電車の終点・三崎口のひとつ手前の三浦海岸駅周辺にも何軒かある。こちらの方が空いているのではと思って三浦海岸で降りたのだが,どこの店も平日なのにけっこう混んでいた。それでも入れるところに入って(混雑具合はスマホでわかる),海を眺めながらゆっくり酒を飲んで,「まるまるお得」の食事をして満足。
三浦海岸駅前では河津桜が満開で,桜祭りのテントが出ていた。三浦海岸と三崎口の間には線路際に河津桜が咲く鉄道名所があり,こちらも,車中から見ただけだが,見事だった。河津桜は,ソメイヨシノよりずっと花のボリュームがあって色も濃く,雰囲気は陽春である。
その数日後に,こんどは「高尾山きっぷ」で終点・高尾山口へ。日差しは比較的暖かかったが,やはり山の中で底冷えがする。こちらは食事券はないが,各駅で配布されているパンフレットに割引券がついていて,19店でそばが100円引きになる。
前にも入ったことのある店で,「天狗の耳たぶ」の天ぷらを食べた。天狗は高尾山のシンボルで,「天狗まんじゅう」「天狗ドッグ」などそこらじゅうに天狗関係の商品があるが,この天狗の耳たぶというのは,地元の特厚キクラゲのこと。これと自然薯豆腐ともりそばで,これまた満足という次第。
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テノールのニコライ・ゲッダ氏が1月8日に死去したことが,先週新聞で報じられた。享年91歳。生で聞いたことはないが,オペレッタのCDなどを何枚か持っていて,なじみのある名前だった。
これより先,指揮者のジョルジュ・プレートル氏が1月4日に死去した。享年は1つ違いの92歳。こちらも生で聞いたことはないが,プーランク作品集のCDなどを愛聴していた。ウィーン・フィルのメンバーによるブログ(今は休止中)にも,プレートルが振りにくるのを楽しみにしていることが何度か書かれていた。


Comments
ゲッダさん、お亡くなりになりましたか。
ご冥福をお祈りします。またもや一時代が終わった感があります。
Posted by: リンデ | Feb 28, 2017 09:59 PM