芥川ほにゃららのロマンスについて
クイズなどでたとえば「“犬も歩けば( )に当たる”,( )に入る言葉は何?」という場合,空欄( )を,かつては「なになに」「なんとか」,あるいは○×などの記号を使って「まるまる」「ばつばつ」などと読んでいた。しかし,このごろは,少なくともテレビでは「ほにゃらら」と読むことが圧倒的に多いような気がする。
これについてはネット上でもいろいろな発言があり,「(1970-80年代の)「ぴったしカンカン」というTV番組で司会の久米宏が言い始めた」という説が一応もっともらしく聞こえる。
「まるまる」「なになに」というと字数がいかにも(かなで)2字のように思えてしまう,ということはありそうだが,それなら「ほにゃらら」というと4字という感じがするかも。
作曲家・芥川也寸志は,芥川龍之介の3人の息子の末っ子である。
1960年代だったと思うが,芥川也寸志が司会をしていたTV番組があった。あるとき司会者が出題するクイズで,たまたま芥川龍之介を題材にした問題があった。もちろんあらかじめ台本を読んでいたのだろうが,龍之介の名前のところで言いよどんで一瞬の空白が生じた場面がそのまま放送された。
1969年,龍之介原作の映画『地獄変』の音楽を也寸志が担当した。
作曲家・筒美京平氏が7日に死去,80歳だった。
「ロマンス」「魅せられて」「また逢う日まで」「ブルーライト・ヨコハマ」「雨がやんだら」など,70年代までのものはなじみの曲ばかりである。特に「ロマンス」,岩崎宏美の透明な声と共に印象深い。


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