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September 2024

Sep 25, 2024

53-55からポストシーズンへ/大関へ

 このブログの更新が9日間できなかった。その事情については,今さら急ぐ話ではないので追々書くが,この間に大谷翔平はホームランを6本打ち,盗塁を7個決めた。
 特に9月20日(日本時間)の対MIA戦では,3打席連続の49号2ラン,50号2ラン,51号3ランを含めて6打数6安打,10打点,2盗塁という漫画の中のような大活躍をした。これで,50-50を軽々と超えて51-51。特別なできごとなので,オリンピック期間中と同じく翌朝はスポーツ新聞を買いに走った。その見出しにいわく「大谷の 大谷による 大谷のための一日」。
 21日の対COL戦では52号2ラン,23日の同じく対COL戦では53号ソロ,5打数4安打で,53-55,打点123,打率は3割を回復して .301(ナリーグ3位)となった。

 もうひとつ,大相撲9月場所では,関脇・大の里が14日目に優勝を決めた。初土俵(幕下10枚目格付け出し)からわずか9場所で,優勝は2回目,大関昇進を確実にした。ただし,大卒なので年は24歳,早く横綱にならないと。身長は192cmで,大谷(193cm)に迫る。
 十両では,3月場所で新入幕優勝をした(がその後休場して十両に落ちていた)尊富士が優勝した。
 なお,ベテランの宝富士が幕尻近い15枚目で10勝5敗の好成績を挙げ,青森県出身の幕内力士が140年途絶えていないという伝統を守った。来場所は,負け越しても十両には落ちない位置に上がるだろうから,尊富士につなぐことができそうだ。

 かくして大相撲は終わってしまったが,大谷の方は,実質的に8月で終戦になった昨年と違って,まだこれからポストシーズンがある。

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Sep 16, 2024

全員75歳以上/政党内政党/共に全勝

 今日16日の新聞の見出しは《「団塊の世代」全員75歳以上に》――まさに私の年代が今年中に全員後期高齢者になるということを言っている。総人口のうち,65歳以上は29.3%,75歳以上は16.8%で,その割合は今年も増加したという。
 かつての高度経済成長を推進したのは,団塊の世代の親の世代だった。団塊の世代はその後についてがんばったはずなのだが,労働人口としてはほぼ完全撤収の時期を迎えている。

 2つの政党のトップを決める選挙が告示された。政党の内部のことなので大して関心はないが,その結果が国全体の動きに大きく関わるのも事実である。
 昔,政権交代の可能性がなかった中選挙区の時代には,自民党の派閥というものが「政党内政党」として働き,野党の役割も一部果たしていた,という論を読んだことがある。その派閥が一応「解消」されたこともあって,今回の自民党総裁選は大乱戦だ。

 大相撲九月場所は,幕内では大の里,十両では尊富士が,それぞれ圧倒的な強さで全勝で先頭を走っている。尊富士は,幕内で優勝したのに,けがでほぼ2場所休場して今は十両にいるが,幕内に戻ってくれば大の里と共に大いに土俵を盛り上げてくれるはずだ。若い力がこれほど結果を出しているのを見るのは,久しぶりで快い。

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 大谷翔平は,9月12日の対CHC戦で47号ソロホームラン,盗塁1を記録してから,2試合ノーヒットだったが,今日16日の対ATL戦でタイムリー2塁打を2本打った。

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Sep 11, 2024

ブルックナー生誕200年

 遅ればせながら,9月4日はブルックナー生誕200年の記念の日だった。
 ブルックナーを私が意識的に聞くようになったのは社会人になった1973年以降だった。70年代半ばまでNHK交響楽団の定期会員だったこともあり,その時代の記憶に残る名演としては,サヴァリッシュ指揮N響の5番がある(1973年6月)。第4楽章の金管のコラールでは,荘厳な響きに思わず居住まいを正した。
 N響の定期公演の会場はこの年秋に新築のNHKホールに移転するので,東京文化会館での最後のシリーズの演奏会だった。

 アマチュア・オケがブルックナーを演奏するようになったのも70年代以降だった。
 1971年ぐらいだったと思うが,大学のオーケストラ連盟の合同演奏会で,ブルックナーの4番が演奏されたことがあった。大部分のメンバーはブルックナーを演奏するのが初めてだった。練習のとき,金管の咆哮が終わると弦を中心にした静かな場面になってほっとするはずのところ,わけのわからない響きになってほっとできなかったりもした。
 私が卒業後所属していたオーケストラでは,1981年に初めて7番を演奏して以降,4番,8番,9番,テ・デウムがプログラムに登場した。ワグナーチューバ(ホルン奏者が持ち替えで奏する)4本を要する7~9番を全部やったオケはそう多くないだろう。
 なお,ブルックナーのオーケストラは,6番まではベートーヴェンとほぼ同じ規模で,2管編成(ホルンは4本)にトロンボーン3本,曲によりチューバが加わったものである。

 先日,テレビでサヴァリッシュ=N響の1982年のブルックナー8番の放映があった。上記の5番を思い出させる熱演だったが,今の日本のオーケストラだったらもっと余裕を持って力まずに演奏するだろうと思ってしまった。

【訃報】
セルジオ・メンデス 9/5 83歳
  ボサノバの名曲「マシュ・ケ・ナダ」は1966年,24歳のときだった。
宇能鴻一郎 8/28 90歳
  あたし,……なんです。[改行]
  という文体をマネして,頻繁な改行で原稿料を稼ごうとする人もいた。

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 大谷翔平は,4日エンゼルスとの試合(インターリーグ)で,ドジャース移籍後初めてエンゼルスタジアムに登場,エンゼルス・ファンからもスタンディングオーベーションで歓迎された。
 7日,対CLE戦で45号,9日同じく対CLE戦で46号。
 10日,対CHC戦では2安打,1盗塁(計47)。

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Sep 05, 2024

少数派と秋の訪れ

 かつて,冬休みが長い雪国を除いては,一般の学校の2学期は9月1日始まりだった。これはずいぶん昔からのことだったとみえて,関東大震災(1923)があったのも9月1日で始業式の日だった(→参照)。
 今は少しは多様化しているようで,孫①の小学校では8月26日に2学期が始まった。
 前にも書いたが,昔の学校では6月1日と10月1日が「衣替え」の日で,この日に一斉に制服を夏服または冬服にしていた。これも,ある日から一律にというのは,今は少数派になったようだ。

 少数派といえば,60何年か前には,個人の家はおろか商店などでも,冷房のあるところはごく少数派だった。小学校の帰り道,冷房のある店の前はわざとゆっくり歩いたりした。

 迷走・のろのろの台風10号の影響を受けていた1週間は,離れていた関東でも少し暑さが和らいでいたが,その後9月3日の夜,東京では久しぶりにエアコンのいらない夜となった。

 来週から大相撲九月場所。昨年は,大谷翔平は8月下旬から投手としては出なくなり,9月からは打者としても全休だったので,大相撲と大谷の試合を同じ日に見る「大&大fortnight」は9月には実現しなかった。今年は,打者だけではあるが,見られるだろう。

 で,その大谷だが,9月1日対AZ戦で44号ソロを打った後,4試合ホームランなしだが,3日の対AZ戦では3盗塁を記録した。40-40 が近づいて以来,ホームランだけでなく盗塁も話題になっていて,いま 44-46。

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