一番乗り/一瞬/60歳差――3月後半日乗
3月後半は,スポーツ幸う春の日となった。
18日・19日は大リーグ開幕戦の東京シリーズ,ドジャース対カブス。18日からは春のセンバツ高校野球も始まった。
20日はサッカー・ワールドカップ,アジア最終予選で,日本はバーレーンを破り,本大会一番乗りを決めた。前回はもうずっとひやひやさせられ,出場が決まったのは本大会の年の3月のことだったから,今回はそれより1年早い。
9日に始まった大相撲春場所は,23日が千秋楽で,大ノ里が優勝した。新横綱・豊昇龍は途中休場,琴櫻は辛くも勝ち越してカド番脱出。
東京では,みぞれが降ってからわずか5日後の24日に,桜が開花した。その後はなんと夏日。例年4月には,ちょっと暖かくなるとすぐ半袖になる「脱ぎたガール」が登場するが,今年は早めの登場となった。
夏日だったある日,道で向こうから歩いてきた女性が,上にはおったものを脱ごうとした(のだと思うが)拍子に,その下の薄いセーターがまくれ上がって,お腹とブラが一瞬丸見えになった。こちらはドキッとしたが,その人はそれほどあわてる様子もなく,そのまま歩きながらセーターのすそを整えていた。
出身中学・高校の吹奏楽の演奏会があり,その途中に挟まれるOB演奏に今年も参加した。後期高齢者の私は,当然最年長である。70年代の古典的ロック・バンド,ディープ・パープルのメドレーなどを演奏した。アンコールには現役と合同でマーチを演奏したが,中学生との年齢差は60歳以上だった。
年度末が迫ったある日,孫②と孫③のそれぞれの保育園の卒園式に出かけた。昔々,自分の子供が卒園したとき,歩けずしゃべれない0歳で入った子が,6歳になって立派に将来の夢を語ったりするのに感激したが,30数年を経て今回はその子供たちが親として卒園を迎えた。