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November 2025

Nov 26, 2025

安青錦の優勝/新国立劇場『ヴォツェック』――十一月下旬日乗

 「ある~日,街の中,くまさんに,出会った」――
 クマは,その後も各地に出てきていて,なかなか冬眠しそうもない。
 テディ・ベア,パディントン・ベアなどの例があるとおり,クマは人にとって親しみのある動物で,縫いぐるみとしても人気の存在だったはずなのだが,もっぱら「駆除」の対象になるとは。
 
 近所で,去年売りに出ていた一戸建ての家があった。それが半年近くかかって売れ,さらにその何か月か後,min-packer がやってくる家になった。朝10時過ぎにチェックアウトして,がらがらとトランクを押して駅に向かう人たちを何度か見たところでは,東アジアの人が多いが,西洋人もある程度いる。
 しかし今後は,高市発言に端を発する中国の対日政策の変化の影響は免れないだろう。
 
 大相撲十一月場所は,千秋楽に優勝の可能性があるのが3人という展開だったが,横綱大の里がなんと休場。残りの2人のうち安青錦が破れると豊昇龍が不戦勝で優勝という間の抜けた事態になるところだったが,安青錦が本割り・決定戦で勝って初優勝した(場所後に大関昇進が決定)。
 このブログにおける「安青錦」の初出は今年1月で,「十両の安青錦というしこ名を聞くと,失礼ながらアオダイショウとニシキヘビを思い出してしまう。」と書いた。それが1年のうちに大関まで駆け上がった。
 
 新国立劇場の2025-26シーズンは,10月の『ラ・ボエーム』で始まった。粟國淳演出の名舞台は今回がなんと第8次の上演。私は毎次1回ずつ見ていて,同じ演出を見た回数の最高記録を更新中である(前回の上演については→参照)。
 続いて11月は,ベルクの『ヴォツェック』の新制作。珍しく初日(15日)を見た。よくはわからなかったところも多いが,鮮烈な演出で,息をもつかせぬ展開で全3幕(休憩なし)のドラマは進む。最終場面は,最初の場面の再現だが,登場人物がすべて子供になっているという衝撃が待っていた。
 タイトルロールは前にザックスなどで登場したトーマス・ヨハネス・マイヤーで,哀れな役を立派に歌ったが,後で劇場から来たメールによると,5回の上演のうち,3回目以降は体調不良で降板し,カバーの駒田敏章が代役を務めたという。

 

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Nov 16, 2025

大相撲中継中断/現金書留で160円/ノンアルビール事情――十一月中旬日乗

 11月9日17時ごろ,NHKテレビで大相撲十一月場所初日を見ていたら,緊急地震速報が出た。場所は主に岩手・青森。以後関連のニュースのみになって,相撲の中継は幕内の後半にさしかかったところで中断したままになってしまった。
 その夜は結局ニュースでしか見られず,NHK One で取組動画が見られるようになったのは,翌日午前3時過ぎのことだった。
 昨年1月1日の能登半島地震のとき,ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの生中継が吹っ飛んだのを思い出す(このときは,1月6日に録画で放送された)。
 
 ある朝,出がけに,近所のスーパーの店頭にある自販機で,飲み物を買おうとした。スイカで支払いが済み,ゴトッと品物が落ちてきた音がしたのだが,取り出し口には来ていなくて,手をつっこんでも届かない。仕方がないので,スーパーに入って店員さんに来てもらったが,やはり出てこないので,店員さんが電話で自販機の管理会社に連絡してくれた。多少のやりとりの後,電話を代わるように言われて管理会社と話した結果,今すぐ品物が出るようにはできないので,後日返金するという。住所・氏名を聞かれてこの日は終わり,結局飲み物を買わずに出かけた。
 翌週,わざわざ現金書留で飲み物1本の代金160円が,はるばる札幌の某ビバレッジ・コールセンターから送られてきた。現金書留を受け取るのはたぶん十数年ぶりのことで,現金封筒は昔よりずっと濃い色だった。
 
 先日の帯状疱疹の件(→参照)の続きだが,テレビでワクチン接種を案内するCMも放送されていることに,今さらながら気づいた。たまたま,先週のNHKの「トリセツショー」でも取り上げられていた。
 アルコール抑制の都合でノンアルコール・ビールをいろいろ試してみたが,新しいノンアルビールはどれもなかなかうまい。たとえば,キリン・ラガーゼロ,キリン・グリーンズフリー,アサヒ・ドライゼロなど。
 従来から休刊日に愛用しているビアリー(アルコール0.5% →参照)は,アサヒビールの製品なので,例のシステム障害の影響で品薄状態が続いている。
 
【オータニッキ】最終章の続き:
 大谷翔平は,14日,ナリーグMVPに決定した。3年連続,4回目。両リーグで各複数回は初。

 

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Nov 11, 2025

オータニッキ最終章――ワールド・シリーズ2025

 大リーグのワールド・シリーズでドジャースが優勝したのは11月2日(日本時間)だったから,もうかなりの旧聞になってしまったが,遅ればせながらこれを祝し,後に振り返る手がかりを残しておきたい。
 ドジャースは,LCS(リーグ優勝決定シリーズ)では,第4戦での大谷の大活躍(→参照)もあって4連勝。ワールド・シリーズの相手は,対照的に第7戦まで戦ったブルージェイズになった。
 
 第1戦は10月25日,カナダのトロントで行われた。ブルージェイズは合衆国以外に本拠地を置く唯一の球団。試合前に,最初に米国国歌が,続いてカナダ国歌がゴスペル風の大合唱で歌われた。試合では大谷は2ランを打ったが,ブルージェイズの打線が爆発して4-11で大敗。
 第2戦(26日)は,山本由伸が先発,1失点したが4回以降パーフェクトで,5-1で完投勝利を挙げた。大谷は1ヒット。
 ロサンジェルスへ移動して,第3戦(28日)は延長18回の死闘となり,フリーマンのサヨナラ・ホームランで6-5で決着した。大谷はソロ・ホームラン2本,2塁打2本で打点3,申告敬遠4(+敬遠気味の四球1)で9打席連続出塁。この日,昼ごろ8回に同点になったところで出かけて,2時半に帰ったところまだ15回が進行中だった。試合時間は6時間39分。
 第4戦(29日)は大谷が先発,しかしゲレーロJrに2ランを打たれ,6回0/3で降板,自責点4で敗戦投手,打者としては無安打で,2-6。NHKの中継のアナウンサー,解説者(田口壮氏)も中17時間で放送席に登板。
 2勝2敗で迎えた第5戦(30日)は,大谷を初めとして打撃振るわず,1-6で連敗。
 第6戦(1日)は再びトロントで。山本由伸が先発し,6回1失点で2勝目,佐々木朗希が1回0/3でホールド,3-1で勝って3勝3敗となる。大谷は2塁打1本。
 最終第7戦(2日)では,大谷が再び先発したが,2ランを打たれて2回1/3で降板,打撃では2安打。ドジャースはずっとリードされていたが,9回1アウトから同点とし,その裏に山本が中0日で登板,満塁のピンチをしのいだ。11回に勝ち越して5-4,山本はその裏まで2回2/3投げて,(胴上げはしなかったけれど)「胴上げ投手」となった。昔の日本シリーズの稲尾(西鉄),杉浦(南海)を少しだけ思い出させる活躍で,山本は3勝目,MVPを獲得した。
 
 延長戦2試合を含む7試合を戦ってようやくつかんだ優勝だが,実際のところ,ブルージェイズの打棒の前にたじたじで,薄氷の勝利だった。第3戦・第7戦のゲームセットの場面で,少しでも投球が遅れてダブルプレーが成立しなかったら,結果は逆になっていたはずだ。7試合の総得点も,21ー30でブルージェイズの方がずっと多い。
 
 11月3日の『スポーツニッポン』の見出しに曰く,
  どこよりも早く東京で始まり
  どこよりも遅くカナダで終わったWS連覇の旅
 そう,大リーグの今シーズンは,「本土」に先駆けて3月18日に東京ドームで始まったのだった。このときも,先発は山本だったので,山本はだれよりも早く投げ始め,だれよりも遅くまで投げていたことになる。
 
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 日本シリーズ開幕直前の10月24日,阪急阪神第一ホテルグループから
  阪神タイガース 
  日本一決定の暁には、記念キャンペーンを開催します! 
というメールが来た。しかし,幻に。

 

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Nov 07, 2025

晩秋の帯状疱疹記

 10月の某土曜日,朝着替えをしているときに,左ひざの少し下にぼつぼつと赤い発疹が3つできているのに気づいた。虫刺されかなと思ったが,刺されたような記憶はないし,かゆみもない。よく見ると,少し上の方とか横の方にもいくつか発疹があり,左足のけっこう広い範囲に広がっている。
 ともかく医院に行かねばということで,区内の知人に聞いて,比較的近い皮膚科を教えてもらった。ネットを見て土曜日午後もやっていることを確認し,予約。初診時の問診票をダウンロードするようになっていた。
 バスを降りてすぐ,その皮膚科・内科のクリニックがあった。受付に問診票その他を提出し,自分で血圧を測った。しばらくして医師に呼ばれ,足を見せると,「帯状疱疹ですね。すぐ検査します。」ということで,大きめの発疹の中の液体を注射器で採って検査薬に入れた。いったん待合室に出て,10分後にまた呼ばれていくと,「やはり帯状疱疹でした。薬を出します。1週間後にまた来てください。」ということで,正味の診察時間は5分ほどで終わった。
 土曜日夕方でもやっているドラッグストア内の薬局で,処方された薬3種類を買い,その夜からのみ始めた。
 
 ネット上の情報では,関係するほとんどのサイトで,アルコールとコーヒーは控えるようにと書いてあるので,まずはノンアルコール・ビールと,カフェインレスの紅茶・コーヒーを買いに走った。
 人によってはかなりの痛みがあるようだが,幸い痛みはほとんどなく,ときどきわずかにかゆくなる程度だった。
 
 1週間後の土曜日,再びクリニックへ。医師は「ああ,(状態は)いいですね。では薬を換えましょう。風呂に入っても大丈夫ですよ。」とのご託宣で,のみ薬がひとつ減って塗り薬が加わり,次は1か月後に受診ということになった。
 その後,ひとつ行事(別途掲載予定)があって,普通なら飲むところだが飲まなかった。
 いつも行っている某居酒屋では,常連客が1週間も来ないと死んだことにされるおそれがあるので,ちょっと顔を出して,「しばらく来られない」とあいさつした。
 
 で,発症から3週間たった。多くの資料で,平均3週間で治ると書いてあり,実際,発疹はすっかり固まって色がやや薄くなったが,あまり劇的な変化はないような気もする。とりあえず,あと1週間様子を見よう。

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