名残の回数券
2月28日は東京メトロの普通回数券発売の最終日だったので,通常の170円券(11枚セット)と,土休日用の170円券(14枚セット)を買った。定年退職して通勤定期がなくなって以来,回数券を常備していたが,有効期間は3か月なので,5月27日が別れの日となる。(→参照)
東京メトロでは,今後は Suica 機能のある To Me カードのポイントサービスを利用するよう案内しているが,ポイントの還元率は通常は回数券には及ばない。
2月28日は東京メトロの普通回数券発売の最終日だったので,通常の170円券(11枚セット)と,土休日用の170円券(14枚セット)を買った。定年退職して通勤定期がなくなって以来,回数券を常備していたが,有効期間は3か月なので,5月27日が別れの日となる。(→参照)
東京メトロでは,今後は Suica 機能のある To Me カードのポイントサービスを利用するよう案内しているが,ポイントの還元率は通常は回数券には及ばない。
今年の夏至は6月21日。たまたまこの日に,孫②(男,3歳10か月)の相手をすることになった。それほどの猛暑ではなく,雨も降っていないというまあまあのお出かけ日和だったので,ちょっと考えた末,都内の小さなアジサイ名所,白山神社(文京区白山)に出かけた。昔々,3回ぐらいは行ったことがあるが,たぶん30年ぶり。ここは駅から近いし,幼児も遊べる公園が隣接しているのがよい。
先週の明月院と比べると庭ははるかに小規模だが,アジサイの種類はけっこう多くて,孫に「これもアジサイ?」と何度か聞かれた。特に花びらが丸いのはあまり見たことがなかった。
同じ日の朝,羽布団を丸洗いに出した。これも4年前からこの季節の定例行事。申し込むと発送用の袋が届き,これに布団を詰め込んで,日時を指定して集荷に来てもらう。洗った後,11月まで保管してもらうオプションがありがたい。
日本時間で6月21日,大谷翔平は,スリーランホームラン2本,犠牲フライ2本で計8打点の大活躍。しかしエンゼルスは,11点取ったのに12点取られて敗戦。
翌22日,大谷は先発登板して8イニングを投げ,被安打2,四球1,失点0,奪三振13の堂々たる投球で6勝目を挙げた。しかも被安打というのは1回表の最初の2人の打者で,あとはノーヒットノーラン状態だった。
click thumbnails to enlarge
このごろ朝ごみを出してもカラスが来ないなと思っていたら,先ごろ東京新聞に「都心のカラス激減 21年はピークの7分の1」という記事が出た(1月25日朝刊)。
2020年以降については,もちろん新型コロナのために繁華街の飲食店のごみが減ったことが影響している。しかし,原因はそれだけではない。カラスが減っているのはもっと前からで,上記の記事にある「ピーク」というのは2000年のことだった。他の原因としては,ごみを出したときにかぶせるネットの普及や,カラスを補食する猛禽類(オオタカなど)が都市部で増えていることなどがあるという。
実際,コロナ前からカラスがかなり減っていることは実感していた。以前は,朝ごみを出しにいくと大きなカラスが木の上で待ち構えていたり,出して数分でカラスがやってきてごみ袋をつつくのが常で,ごみ収集開始の8時ごろには多くのごみが散らばっていた。東京のカラス協会との間で,少なくとも8時以降はごみに触れないという協定を結べないものかと思っていた。(→参照)
それにしても,ごみは不透明の袋に入っていて中は見えないし,臭いもあまりしないのに,カラスはどうやってごみ(=えさ)を探しているのだろう。えさになる生ごみの収集日を知って該当地域を巡回しているという感じさえする。
東京2020大会はたった半年前のことだった。そのときはそれなりにおもしろく見たはずなのに,もう遠い過去の話になってしまった。そんな中で記憶を新たにしたのは銀メダルを獲得した女子バスケットボールで,年末年始に放映されたドキュメンタリー番組を2回も見てしまった。特に準々決勝のベルギー戦で最後の最後に逆転,1点差で勝利した試合はすごかった。
そしてまもなく北京冬季オリンピック。
前回,東京都知事選挙に21人が立候補していると書いたのは,選挙公報を見てのことだった。しかし,ニュースで22人という数字を見たような気がしたので,あらためて投票日前日の新聞を見たら,「史上最多の22氏立候補」と書いてある。それで,新聞の一覧表と公報をつきあわせて見たところ,公報に政見を載せていない人が1名いるのを見つけた。泡沫候補とされる人は,ポスターを作らない・作れない,あるいは作っても少数の掲示板にしか貼れないことが多いが,最低限の告知手段である公報にも載せない人がいるとは思わなかった。
新聞のリストは「届け出順」だが,公報での掲載順序はこれと違っている。調べてみたところ,公報については届け出順とは別の抽選によって順序を決めているという。
これとは別に,選挙の趣旨から外れていると思うのは,「定数1」の選挙なのに「諸派」のひとつから3人が立候補していること。しかも,ポスターでは,その3人のうち候補者名を書いているのは「党首」を名乗る1人だけで,あとの2人は名前なしで党のことばかり書いている(選挙公報には名前を書いているが)。候補者名のない選挙ポスターなんて――
いずれにしても,得票数が有効投票総数の10分の1未満の候補者の供託金300万円は没収されることになる。
都知事選挙と同時に都議会議員の補欠選挙が4つの選挙区で行われるが,そのうちの北区では,候補は女性の新人のみ5名という珍しい事態になっている。
◇キャッシュレス還元の終了
昨秋の消費税増税の際に景気対策として導入された「キャッシュレス還元」は,もしかしたらコロナ対策で延長されるのではないかと予測していたが,予定の6月末であっさり終了してしまった。
この間,近くのスーパーで少額でもカード払いにする癖がついたのは,たしかにこの政策の「成果」なのだろう。
◇「外飲費」の推移
私の外飲みの費用は,昨年の1か月平均と比べて,緊急事態宣言下の今年4月は 20.8%(5/6に書いた数字を訂正します),5月は 24.7%だったが,6月はだいぶ緩んで 71.6%に「回復」した。5か月ぶりに訪れた店も2軒あった。
ただし,「夜の街」には近づかないで,明るいうちに行くことにしている。
昨日7月23日は,暑さが当面のピークを迎えるという予報どおり,関東地方の気温が岐阜,京都などを上回って,熊谷で史上全国最高の41.1度,青梅で40.8度(都内で40度超は初),東京都心部でも39度を記録した。(京都は38.7度,那覇は31.3度だった。)
「だれも出てはならぬ」というお触れを無視して,39度になったころ少し外出したが,柔らかくてまとわりついてくる湿気に包まれて不思議な感覚だった。気温が39度ということは,コンクリートの街は45度以上あったはず。
都心部は,昨日の最低気温が28.5度もあった。最低気温を記録したのはこの日の日の出前だと思うが,熊谷でさえ28度,青梅は25.8度で,ちょっと見た範囲では都心部がどこよりも高い。
当ブログを検索してみたところ,東京で観測史上最高の39.5度を記録したのは2004年7月20日だったらしい(→参照)。
3月某日,深川で昼過ぎに用事が終わったので,深川めしでも食べようかと思い立った。しかし,昼食の看板を出している店を何軒かのぞいてみたが,いずれも2000円近い値段である。もちろん,それにふさわしい内容はあるのだろうが,元来庶民的なぶっかけご飯とはだいぶ違う。
それで,天気が良かったのでぶらぶらと森下まで一駅歩いて,久しぶりに蕎麦の名店「京金」を目指した。で,行ってみると,店の名が「十七」に変わっていた。なにしろ12年ぶりの訪問。内部は少し改装されていたが,店の構えと雰囲気は昔とほぼ同じだった。あとで見たネット上の情報では,店主が引退し,弟子が店を継いだらしい。
酒少しとつまみをとったので深川めしよりは高くなったが,質も量も立派で,ちゃんとした蕎麦屋としては高くない。
今日3月24日は,「上海列車事故」から30年の日である。
私は中国(大陸)へ1回だけ行ったことがあるが,その出発がこの事故の直後で,事故の9日後に上海郊外の現場を通ったのである。
日が傾いてきたころ,上海まであと少しのところで,私たちのツアー一行の乗った列車は少し徐行した。見ると,線路のそばの畑の中に,客車がごろんと転がっていた。電化区間ではなく,線路には大きな損傷はなかったようで,線路上の車両をどければ列車は運行できたということのようだ。
到着した上海のホテルには,事故に遭った高知学芸高校の関係者の家族が大勢宿泊していた。
今年の初夏,久しぶりに行った北千住の居酒屋「千住の永見」の店内に「当店はどんぶり勘定です」という貼り紙が出ていた。紙の伝票は使わず,料理の入っていた食器(およびお酒のカップ・ビール瓶)で代金の計算をします,したがって食べ終わっても食器は下げません,という趣旨の注意書きである。実際にはどんぶりを使う料理は少ないので,実態としては「皿勘定」だが。(ただし,この貼り紙は,その次に行ったときにはなぜかなくなっていた。)
私が行ったことのある居酒屋では,肉豆腐の「千登利」(池袋)と,郷里・横須賀の名店「銀次」がこの「食器が伝票」方式である。千登利では皿のほか,焼きとんや野菜焼きの串も伝票で,いつか女性客が食べ終わった串を床に落としてそのままにしていて,隣のおじさんに注意されていた。焼きとんについては,重要なのは串であり,焼きとんをのせる浅い皿は有価証券ではないので空いたら下げてくれる。
「銀次」のおかみさんは,料理を出すときはだれの注文だったか忘れることがあるのに,勘定の段になると記憶が鮮明になって,皿を見ながら食べた品目を迷わず唱えて,上が2つ玉の古風な算盤を入れていく。
紙の伝票を使う店では,注文を受けるとすぐ伝票に書き込むのが普通である。そのひとつ「鳥万」(蒲田)では,客は自分の伝票を店員に渡しながら注文するのが自然に成立したルールになっている。これに対し,「齋藤酒場」(十条)は,注文は口頭で厨房に伝え,できた料理を客に届けてから伝票に記入する。
ユニークなのは「まるます家」(赤羽)のプラスチックのチップを使う方法。ここは店の中央奥に座るおかみさんによる集中管理方式で,両カウンターの店員が「3番さん,タマネギフライ」とおかみさんに伝えると,おかみさんが大声で「タマネギフライがひとつ」といった具合に厨房に伝え,このとき,穴のあいたプラスチックのチップ(値段によって色や形が異なる)を席番号の棒にさしこむ。飲み物は店員が出すものもあるが,それもおかみさんに伝えられ,おかみさんがチップで記録する。
店員が「3番さん,会計」と告げると,おかみさんがチップを数えて素早く計算する。おかみさんには一刻の休みもない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いま,東京付近では,日の出も日の入りも5時半前後である。夜の長い季節がやってきた。
9月某日の昼過ぎ,上野の美術館に行った帰りに,久しぶりに池之端の藪蕎麦へ行こうと思い立った。
中央通りを折れて,昼間でも客引きのいるあたりを抜け,このあたりと思う所まで来たのだが,「藪」の看板が見えない。なおも行くともう千代田線の湯島駅なので引き返し,もう一度よく見たところ,店のあった場所とおぼしき所に建築中の小さいビルがあった。鉄骨が2階まで組み上がったところだった。先日も居酒屋の取り壊しと復活を見たばかりだったので,ここも建て替えかと思ったのだが,建築に関する掲示の建築主のところは不動産会社の名になっていた。昼食は,この通りのもうひとつの名店「蓮玉庵」に入った。
帰ってからネットを検索したら,具体的な情報はあまりなかったが,どうやら店主が病気で昨年閉店したらしい。火事にあった「神田藪」は立派に再建されたが,それと入れ替わるように「三大藪」(もうひとつは浅草の「並木藪」)の一角が消えてしまったことになる。藪蕎麦はどこも蕎麦の量が少なめで,「池之端藪」も決して安いとは思わないが,つまみがいろいろあるし,落ち着いていてしかも適度に気軽な雰囲気の店だった。
デジタルの記録のあるここ20年で17回足を運んだ。そのうち2013年の1月のときは,これも好んで行っていた新井薬師の「松扇」が閉店(こちらは地方へ移転)していたので,やむを得ず池之端へ行ったのだった。その次,同じ年の11月に行ったのが最後になった。
赤羽の居酒屋「まるよし」が閉店していたと書いたのは4月30日のことだった。そのときにはまったくの更地で何の看板もなかったが,その後見たネット上の情報によると,3月4日限りで閉店し,立て直して「7月下旬から8月上旬頃」に再開する予定だという。
そんなに早くできるのかなと思いつつ,6月下旬の某日,もう一度行ってみたら工事中だった。鉄骨の骨組みが出来ていて,「7月下旬開店をめざして」という貼り紙が出ていた。あと1か月になったが,大丈夫だろうか。
ついでに,赤羽のもうひとつの「まる」,「まるます家」に行ってみたら,ここにも貼り紙があった。あれ,ここも立て替えかと思ったらそうではなく,「永年名物となっておりました朝9時開店」を7月4日から「10時開店」に変更するという。自ら名物というあたりがちょっととぼけた感じでおもしろい。こちらはワープロ文書だった。
池袋西口の「ふくろ」は数年前に開店時間が朝7時から8時に変更になったが,これに続く「朝から飲める」居酒屋の時間変更である。ただし「ふくろ」は,直接には知らないが,もっと昔は24時間営業だったという。
先週,Creators Update さんからのお知らせがきて,Windows 10 をアップデートしたいという。それなら夜中にどうぞと返事したところ,ちゃんと時間にやってきて,アップデートは何事もなく進んだ。特にトラブルはなかったが,拡張子ごとのアプリとの関連づけが絶たれてしまった。こんなの簡単に引き継げそうなものなのに,そうしないのは,Edge をメインにしてほしいからだろうか。