選挙の日,サクソフォンの日
米国では11月5日は「選挙の日 (election day)」で,今年は大統領選挙が行われた。
election day は「偶数年(西暦)の11月の第1月曜の翌日の火曜日」であり,連邦下院議員の半数と上院議員の3分の1の選挙が行われるが,西暦年が4で割り切れる年には大統領選挙も行われる。
大統領選挙といっても,正確には大統領と副大統領の選挙人を選ぶ選挙であり,事実上,民主党・共和党のどちらかの候補のうち得票の多い方が,その州の選挙人すべてを独占する。結果から見れば一種の小選挙区制ということになるが,選挙人の数は州の人口に比例しているので,人口の多い州(最大はカリフォルニア州)を取れば非常に有利になる。
2016年の選挙では,全体の得票はヒラリー・クリントンはトランプより多かったのに,獲得選挙人の数は及ばなかった。さらに激戦の今回,トランプがまた選挙結果を認めないなどと言って騒ぐ事態になりかねないのが心配。
中学生のころから長年サクソフォンとかかわっているのに今年初めて知ったのだが,11月6日は「世界サクソフォンの日 (World Saxophone Day)」なのだとのこと。サクソフォンを発明したアドルフ・サックス(Adolphe Sax 1814-84)の誕生日にちなんだもの。今日11月6日は生誕210年の日ということになる。